私たち、アクティブ・コネクターは、私たち自身が日本で一番、多様な文化背景の人たちが、生き生きと働ける職場になっていくことを目指しています。私たち自身が、色々な方法を実験しながら、それがどういうメリット・デメリットがあるのかを体感しながら、ナレッジを貯め多くの企業の方に共有できるようになることも同時に目指しています。
そんな中、今私たちが行っている働き方改革実験をお伝えします。
ユニークフレックスタイム制
今弊社では少し独特な形のフレックスタイム制をとっています。コアタイムは10:00−17:00。1日の勤務時間は8時間。勤務時間カウントは30分単位というものです。
そのため、8:00出社、8:30出社、9:00出社、9:30出社、10:00出社と4パターンのみがあります。
本来のフレックスタイム制とは少し異なる形で私たちが実施している背景としては、あまりにも自由になりすぎてしまうと、色々とごちゃごちゃしてしまうことを懸念しているためです。
週1在宅勤務制
週1回だけ在宅勤務を取り入れています。在宅勤務のルールとしては、チームの中で必ず一人はオフィスにいるようにするということです。在宅勤務をするので、朝のミーティングはGoogle Hangoutで行っています。
特別病欠有給休暇
日本の会社にはあまり馴染みのない「Sick leave」。私たちは年間3日をSick Leaveとして定めており、これは有給で他の通常の有給休暇とは別にとれるものとしています。
CHO
Chief Happiness Officerという役割で、社員のみんなの幸せを考える人がいます。
社員一人当たりの予算を毎月割り当てその予算の中で色々と面白いことを検討して実行していく係りです。
OKR
Googleやシリコンバレーのいけてるベンチャーはみんな使っているというOKR。日本ではあまり導入実績がないため、色々と実施していく方法には試行錯誤しています。
それでもめげずに今も実施しています。
Baby room設置
代表の松本の出産に伴い、オフィスの一角をBaby Roomとして、赤ちゃんと一緒に働けるスペースを作りました。Baby roomにはプレイジムがあったり、バンボがあったり、ベビーベッドがあったり・・・
もちろん授乳スペースにもなっています。
有給休暇、消化推奨
有給休暇を取り切った場合には、追加で特別休暇がもらえるという制度を取り入れています。
見事使い切った社員もたくさんいます。むしろ使いすぎて最終的に、気づいたら無給休暇になってしまっていたという人までいます。
採用前に必ずトライアルデイ
弊社の採用方針として、企業文化に完全にマッチする人以外は絶対採用しないというものがあります。
どんなにスキルがあったり経験があったりしていても、文化に合わなければ最終的に全く意味がないと私たちは考えています。文化に合うかどうかをはかるために一番良いのは、実際に来てもらってみんなと一緒に時間を過ごしてもらうこと。
正社員でもアルバイトでも必ずトライアルデイをやっています。
他にも色々とありますが、とりあえずこんなところでしょうか。
ちなみに今までに導入して失敗したものとしては
・一人一人が課題図書を読んでその内容を勉強会という形でシェア >>発表するために本を読むというのが、億劫になりもっと自由に本を読みたいという要望があり、フェードアウト。
・ネスプレッソ>>あまりにもみんながスターバックスにお金を落としすぎるという理由でネスプレッソを購入したものの、エスプレッソカプセルはお金を払うようにお願いしたからか、そもそも洗ったりするのが面倒なのか、みんなが使わなくなりそのまま大半のエスプレッソカプセルが賞味期限切れでアウト。
・オフィスにお花をおく>>これは最初の頃に意識してやっていたのですが、面倒になるのとお花が高いのでそのままお蔵入り。
・社員で掃除のローテーション>>掃除のクオリティに歴然なる差が出ていたのと、オフィスが広くなるのにつれて、最終的にそうじは業者の人に任せることになる。
・社員と会社をサポートしてくれる人とのLanguage Exchange>>チームメンバーのペルー人の人と日本人の人の間でのLanguage Exchangeだったのですが、ペルー人の人の英語のアクセントが強すぎて日本人の方にはあまり伝わらず勉強にならないという理由で、悲しくも2回くらい?で終了。
と、失敗も数えだしたらキリがないくらいです。
でも全ては学びですし、トライすることに意義があると私たちは思っています!
次はどんな面白いことを取り入れようと働き方改革マニアぶりを発揮しております。
ちなみにこの写真は、前のオフィスのマンションの一室でみんなで必死に(?楽しくですが!)やっていた時の様子です。本当に懐かしく感じます。
#異人・変人と変革を