ベンチャー企業で活躍できる人材の見極め方!面接で見るべき2つのポイント【ヒトコトラボ #5 オンライン交流会 レポート】

 
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2022年8月に、アクティブ・コネクター's コミュニティ「ヒトコトラボ」の第5回オンライン交流会を開催しました!
今回のテーマは「ベンチャーで活躍できる人材の見極め方!面接で見るべき2つのポイント」です。
スピーカーには、岡野 求 (株式会社YOU THE OWNER代表)をお迎えしました。
マネーフォワード社やニューズピックス社など多くのベンチャー企業の組織改革・人材育成を手掛けてきた組織開発のプロである岡野氏。FiNC Technologies社では、年間1200名の採用面談を実施し、4年間で300名の組織への急成長を牽引してきた実績もあります。
岡野氏のリアルな体験も含め、ベンチャー企業の採用面接における「チェックするべき2つのポイント」についてお話いただきました!
 
目次
 

1 プレゼンテーションまとめ

ベンチャー企業が採用すべき人材とは?
*一番採用したい人材は「スキルもあり、当事者意識(=仕事を”自分ごと”として向き合うマインド。仕事に対する覚悟。)を持っている人材」。ただ、こういった人材は市場になかなか出て来ないため、リファラルやSNSでのアタックで獲得することになります。
*特に採用してはいけない人材は「高いスキルを持っているが、チーム行動やマインドセットに課題がある人材」。
                  ↓         
では、どんな人材を狙っていけば良いのでしょうか?
上記を踏まえて、ベンチャー企業が採用すべき人材は「一定マインドが高く、スキルにも伸び代のあるポテンシャル人材!」。こういった人材を採用し、育てていくのがベンチャー企業にとって現実的な人事戦略です。
 
採用したい人材を、面接でどうやって見極める?
マインドを見極める2つのポイント!
 
(1) 他責な要素があるか。
他責な要素がある人材は、責任を他人や会社のせいにしがちで、常に周囲への不平不満を言うタイプです。なるべくこういった人材の採用は避けた方がベスト。面接での質問例:「今までの各転職の理由を教えてください」
→「上司が悪い」「評価してくれない」「プロダクトがいけてない」などという回答があれば、他責傾向があります。
*注意:明らかにブラック企業やハラスメントの企業の場合もあるので、そういったレベルのものは別として考えましょう。
 
(2) 強い動機を持っているか。
面接での質問例:「将来(5年後、10年後)何をやりたいですか?」(具体的にそれに向けてやってきていることを聞いてみます。)加えて「今の組織では、なぜそれが出来ないのですか?」と深く聞いてみるのも良いでしょう。
→具体的な事柄を回答できる人材なら、強い動機(=本気度)があると見て取れます。
 
企業側の「人材育成力」
企業側に「人材育成力」(=社内の人材を育成できるスキル)があれば、採用できる人材の範囲を広げることが可能になります!ぜひ自社の「人材育成力」アップにも取り組みましょう。
 

2 交流会の参加メンバーって、どんな企業?

今回は20名の方々にお申し込みいただきました!
ご参加の皆様の中には、AIベンチャー企業の人事ご担当者、バイオ関連ベンチャー企業のCEOなど、幅広い業界のベンチャー企業の方々がいらっしゃいました。
質疑応答の時間では、自社でのお悩みを岡野氏にご相談される方も多かったのが印象的でした。
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3 参加メンバーの感想

皆様からたくさんのご感想をお寄せいただきましたので、その一部をご紹介します。
・具体的な質問手法や、見るべきポイントが知れたのが良かったです。
・候補者のエネルギーを重視するという点が興味深かったです。
・自責・他責を見極める点は、今後の面接の際にはより意識してみようと思います。
・他社様の人事の方のお悩みも聞け、非常に共感と勉強になりました。
 
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本交流会は少人数での開催ということで、ご参加の皆様の悩みなどを共有し学びあえる機会となることを目指しています。今後も、皆さんのお悩み解決となるような有意義な交流会を引き続き企画していきたいと考えています。
次回もお楽しみに!
 
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*Speaker*
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岡野 求  (株式会社YOU THE OWNER 代表取締役)
早稲田大学理工学部卒。新卒でガリバーインターナショナルの関連ベンチャーに入社し、新卒2年目で経営戦略室室長へと抜擢される。その後、テラモーターズ株式会社の創業メンバー(営業本部長)、株式会社FiNCの取締役CHOを歴任し、LIFE PEPPER執行役員を経て現職。
 
【実績】
*株式会社FiNC Technologiesでは、年間1200名の採用面談を実施し、4年間で5名から300名の組織へと急成長を牽引。
*株式会社マネーフォワード、株式会社ニューズピックス、株式会社POLなど、15社以上の幹部育成・全社員研修、CHO育成サポート等を継続的に実施。
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COO

Norimasa Noguchi🐈

新卒でTOTO株式会社入社.新領域事業で商品企画・マーケティング・海外営業を経験。 その後単身西アフリカ・セネガルに渡り起業。小売店経営ならびにマーケティングリサーチの受託企業を運営。 帰国後に外国籍人材サービス会社での新規事業開発・統括マネージャーを経て現職。 趣味は読書とゲーム

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