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日本人が本当の意味で「開国」をしていくために

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グローバル人材採用及び日本企業のグローバル化の現状を最前線でみていらっしゃる専門家へのインタビューシリーズで、企業のブランド構築、経営戦略の立案としてご活躍されている高橋幸輝様に「日本人が本当の意味で「開国」をしていくために」というテーマでお話をお伺いしました。

日本企業に今求められているマインドシフト

日本がどんどんグローバル化の道に進んで行く中で、日本企業のマインドの持ち方を意識して変えて行く必要に直面しているのが、今の時代です。また、外国人恐怖症になったりしている暇もなく、自分の心をオープンに、ある意味、本当の意味での「開国」をしていくことが求められている時代です。

開国するというメンタリティーとは、相手の文化、歴史を理解するということの上に成り立っています。相手を怖いと思ってしまうのは、そもそも相手を知らないから。よく分からないという状況で、みんなが疑心暗鬼になって怖くなっている。丸山真男的に言えば、「タコつぼ化」が起きているのです。
グローバル化というのは相手を理解しようとする姿勢が大事で、そのためにも広い意味での教養が必要になっています。

グローバルな舞台で議論が出来るか?

例えば、グローバルに出て行って、世界各国のビジネスマンと渡り歩く中で、世界の人たちが知っている分野の議論が出来るということはとても大事なことです。日本人は戦国武将が大好きで、そういうのを好んで話すサラリーマンも多くいますね。でも戦国武将の話が出来るのは日本人同士だけ。ジャックウェルチェに話しても、世界で活躍しているグローバルな人は、おそらく日本マニアでない限り、誰も分からないような、世界からみたら「非常にニッチ」な話なのです。戦国武将では、共通項としての議論の種にならないのですね。

日本というのは、とても特殊な国で、日本をほめたたえる本は、日本人が一番多く書いている。本屋では、日本論というセクションがかなりの大きさであったりする。自分たちのことが大好きなのは分かります。でも、これからグローバルで渡り歩くためには、もっとグローバルスタンダードの教養が必要になります。

世界に通用する教養を身につけるために

教養を身につけるといっても、どこからスタートすべきなのか。そこで具体的なステップとしては、本を読むにしても、日本だけのものを読むのではなく、積極的に海外の本を読んで行くというのが大事になります。文学だったら、世界で最も読まれていると言われているのは聖書、次に読まれているのがシェイクスピアと言われています。ギリシャ神話、ローマ神話なども教養として重要です。日本にはもちろん立派な文学者、哲学者もいますが、それだけでは真の意味の教養にはならないのです

本以外にも、実際の体験、異文化に触れるような、旅行も大事ですね。旅行でも、ちょっと変わった国に行ってみる。例えば、日本人だらけのハワイとかではなく、カンボジアにいってみるとか。アメリカ本土でも、ロスアンジェルスのような人気なところではなく、あえて何もないニューメキシコに行ってみて、アメリカの広さに触れてみるとか。そんな風に、世界を感じてみるというのもとても大事になってきます。

そういったことをうまく蓄積して行くということがリベラルアーツの基本になってきます。
こういう教養を身につけて行くことで、視野狭窄に陥ることを防ぎます。より自分たちの考えをどう伝えて行こうか、相手の良い部分を自分に取り入れて行こうか、と思うのであれば、こういう教養をしっかりと身につけて、感性を蓄えて行かなければ、世界では通用しないのです。


高橋幸輝さま
株式会社インシィンク代表取締役、プライスウォーターハウスクーパース㈱顧問。南カリフォルニア大学(USC)卒業。企業のブランド構築、経営戦略の立案などにも従事し、中小・ベンチャー企業から上場企業まで幅広くアドバイザーを務める。アドバイザーとして【シュウウエムラ】・【船井財産コンサルタンツ】・【ジョイントコーポレーション】・【ムトウ】などの顧問を務められた。2001年6月より「黎明の会」を開催し、毎月、政治・経済・文化などの今の時代が求めるテーマについて、その分野の第一線で活躍されている方を講師に招きディスカッションを行うサロンを運営。2016年3月に新著「 経営者のためのリベラルアーツ入門」を出版。

 

 

松本麻美
松本麻美
"Go Beyond Diversity" 外国人ハイスキルエンジニアとベンチャー企業をつなげることで、一人一人が情熱を思い切り追求できる世界を創ることを目指すアクティブ・コネクターを2013年5月に創業。17歳で単身渡英。ウェールズの寄宿舎での2年間の生活、カナダでの大学生活を経て、就活やインターンに明け暮れる大学院生活を送ったのち外資金融に入社。311を機に退職をし、パキスタンに渡る。その後情熱に突き動かされるままに起業。https://jp.active-connector.com/

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