外国人エンジニアの採用をご検討されている企業の方から、よくエンジニアの給与額についての質問を受けます。
日本で就職を考えていらっしゃる外国人エンジニアの方々の間では、日本は世界、特にシリコンバレーのようなエンジニア採用が活発なエリアと比べて、給与が比べ物にならないくらい低いということは有名です。
それでも日本で働きたいと思う外国人エンジニアの方々は、相当日本への思い入れがある方々です。
では実際に世界におけるエンジニアの給与水準はどのようなものでしょうか。
今回は人工知能エンジニアの給与平均についてお伝えします。
年収1000万円越えが当たり前
海外の人工知能エンジニアの給与の平均としては、年収1000万円を超えているというデータが大半です。
Glassdoorによると、基本給だけでおよそ 1100万円 (URL)
Paysaによると約1800万円ほどになります。(URL)
Indeedによるデータは、もう少し具体的になり、リサーチャーと呼ばれるポジションの人は660万円ほどからスタートし、機械学習エンジニアとなると約1400万円になると幅があります。URL)
世界の人工知能エンジニアの採用トレンド
人工知能エンジニアと一言にいっても、様々な専門性をもつ外国人エンジニアの方がいらっしゃいます。
世界での採用トレンドでは、自然言語処理、バーチャルエージェント、機械学習プラットフォーム、ディープラーニングプラットフォーム、ロボットのプロセス自動化等がホットな分野だそうです。(URL)
またフォーブスによると、2018年のエンジニア採用のトレンドとして、人工知能関係のプログラミング経験がある人の採用需要はますます増えていくとのことです。この領域は人材不足が顕著で特にリーダーポジションにあたる方がなかなか少ないようです。(URL)
日本のどこに人工知能専門の外国人エンジニアがいるのか!?
日本にも人工知能を専門とする外国人エンジニアはいます。そういった方の採用にご関心がある方は、一体どこでそんなエンジニアを見つけたら良いのか悩まれるかと思います。
日々外国人エンジニアと面談をしている私たちの経験上、下記のような場所に多くいらっしゃるようです。
1:日本の大手企業や外資系企業で今働いている人
大きなEコマースを展開している企業や、その他テクノロジー企業で大きな企業で働いている外国人エンジニアがいます。
こういった方々は、高給を払われ、比較的良いワークライフバランスも提供され、なかなか転職のモチベーションがないと言っても良いかと思います。
ただ、大企業の体質に飽きてベンチャーでチャレンジしたいという外国人エンジニアの方もいますので、採用ではそういった方をターゲットに「ヘッドハンティング」されると良いかと思います。
2:ベンチャー企業で今働いている人
いち早くこういった外国人エンジニアの採用を行っている企業では、外国籍の人工知能エンジニアが働いている場合があります。
こういう企業は、なかなか転職市場で厳しい日本語が全くできない外国人エンジニアを、日本語力一切不問という条件で、安い給与で雇用されていることがあります。
そういった方々は、より良い給与・条件のところにチャレンジしたいという思いがあります。
3:外国人留学生
実務経験がない方も多いのですが、やはり日本の大学院で研究される方の中には、人工知能を専門とされるエンジニアの方もいらっしゃいます。
外国人留学生の人工知能エンジニアの方は、ご自身のバリューをわかっている方が多く、経験がない新卒採用にあたる方でも、かなりの給与額を希望される方が多い印象を受けます。いろいろな給与のマーケットレートがあるサイトをしっかりと確認された上で、給与の「マーケット価格」というのを求められる方が多くなってきているようです。
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