以前より気のせいか日本で道を歩いていると外国人を見かけることが多くなっていませんか?グローバル化の波なのか、日本で旅行したいと思う観光客が増えているのか、理由は色々。
そこで今回はその外国人の増加につながっている日本の政策の一つをご紹介します!
「グローバル30」とは・・・
2014年度の外国人留学生数は184,155人と(参考URL)、年々、日本での外国人留学生は増加しているのですが、それは偶然ではなく、日本が色々と政策を試行していることも背景にあります。その一つが「グローバル30」です。この政策は留学生達に魅力的な教育を提供して、日本人と留学生が切磋琢磨しあい、お互いに国際的に働ける高度な人材になっていこうという意図で実施されています。具体的には、2020年までに30万人の留学生の受入れを目指すという目標を掲げております。
英語での授業がどんどん増えている!
30万人の留学生受入れを達成するために、選定された13の大学(東北大学、筑波大学、東京大学、名古屋大学など)が、英語のみでの講義を増やしています。その数、約300コース以上!また、大学の職員の国際化のための研修や実務訓練、国際会議なども積極的に展開されています。他にも、日本人学生と留学生向けシンポジウムやフォーラムの開催なども開かれています。
また、日本国内だけでなく、世界でのPR活動も積極的に取り組むことが求められています。そのため、1採択大学につき2カ国以上の海外拠点を設置して学生が現地で入学審査を受けられる体制を整えています。(参考URL)
色々な人がいる未来は、きっともっと楽しい
現在は13の大学が指定され、上記などの取組みを推奨されていますが、今後50、100の大学へと推奨され、外国人が日本にあふれ、外国人と日本人が共に国籍・文化のボーダーを気にすることなく、一緒にいる風景が当たり前になっていくかもしれませんね!
単一民族で「出る杭うたれる」というのが日本と思われていましたが、これからは色々な違いを乗り越え、皆で新しい価値を創りだすのが当たり前になっている、そんな面白い変化が未来にあったら、素敵じゃないですか?