2014年の外国人留学生は184,155人です。同年、実際に日本に就職した方は12,958人、前年2013年の11,647人と比較して1,311人(11,3%)増加しました(参考URL)。年々、日本で働く外国人の方々は増加していますが、どのような人材を企業は求めているのでしょうか。どのような思いで日本企業は外国人の方の採用をされているのでしょうか。
海外展開の中心的役割として
厚生労働省(2014年)の調査によると(参考URL)、中小企業の54%は外国人留学生の採用に前向きという回答をしているということです。その理由としてあげられているのは、
グ ロ ー バ ル 展 開 の 中 心 的 役 割(36%)
海 外 拠 点 の 中 心 的 役 割(33%)
専 門 知 識 、日 本 人 と 異 な る 視 点(30%)
という結果が出ています。やはりこれからグローバル展開をしていくにあたって、中心的な役割を期待している、という意味で、外国人留学生への期待の高さが感じられます。
また、専門知識や、日本人と異なる視点、といったダイバーシティーという点への理解と積極性も、日本の企業の本気度を感じる結果かと思います。
2009年にさかのぼると・・・
実は、面白い調査結果があります。同じく厚生労働省が2009年に実施した(参考URL)、外国人採用理由を問う質問への回答結果では回答企業の52.2%が「国籍に関係なく、優秀な人材を確保するため」という回答をしています。こちらの調査対象は中小企業でなく大企業がメインだったという違いがあるので、一概にいうのは難しいですが、わずか5年で、採用理由ががらりとかわりました。
当初は「国籍に関係なく優秀であれば」という、どちらかというと、留学生の文化背景、国際性があまり評価されていない採用理由だったのに対して、その5年後には、海外拠点・グローバル事業を任せたい、という、明らかに留学生の強みを活かそうとしている姿勢が伺えます。
思いを活かせる環境は整っていますか?
このように日本の企業が外国人留学生の個性を活かして、世界で成長して行こうという意気込みに、応えたい、という思いのある優秀な外国人留学生はたくさんいます。
しかし一方で、そのような思いを持っていても、うまくグローバル人材を活用出来ない、という企業もまだ多いのも現実かとおもいます。例えば、MBAホルダーは敬遠されがちで、その理由として、教育がしづらく配属に困るからだそうです。日本企業は若いうちから企業の色に染まってほしいという考えがまだ強いのがまだ現状(参考URL)。
御社の海外戦略と人事戦略が出来たら、ぜひ次は、その戦略に対して、今の採用・活用環境が適切か、一度考えてみることをお勧めします。
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