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面接では御社をピッチせよ!共感は待たずに生み出す

こんにちは。アクティブ・コネクターでアカウントマネージャーを担当している小林です。2017年の春に他の企業からの内定を断って、アクティブ・コネクターにインターンとして修行に来たのがつい昨日のことのようで、ずっと前のことのようです。ずっと社内では一番年下として頑張ってきましたが、最近チームに自分よりも若いメンバーが来てフレッシュな気分です!

今回は多くのベンチャー企業の採用のお手伝いに関わる中で何度も感じた、採用は「二方通行」、マッチする候補者を見抜きつつ、相手の共感を引き出すことも不可欠というお話を伝えたいと思います。特に今回はミッション・ビジョンへの共感というところに焦点をあててお伝えしたいと思います。

 

目次
・はじめに:ミッション・ビジョンへの共感の大切さ
・ある企業の採用リアルストーリー
・期待とは違う外国人エンジニアの反応
・御社のミッション・ビジョンは採用を通じてじっくり伝えていく

 

はじめに:ミッション・ビジョンへの共感の大切さ

ベンチャー企業の採用において、候補者の方が自社のミッション・ビジョンに共感してくれるかどうかは必須条件ということは私たちも十分承知しております。

大きな目標に向かって短期間で成長していくことをチーム一丸で目指していくためには、どんなにスキルや経験がある人がいたとしても、ミッション・ビジョンに賛同してくれない限り採用しない、という方針を持っている方が大半ではないでしょうか。

外国人エンジニアの採用では特に、このミッション・ビジョンへの共感が大事なポイントになります。外国人エンジニアを採用するということは、生まれ育った文化的属性が異なる人をチームに迎え入れるということです。日本人にとって「あ・うん」の呼吸で、特に言葉に出さなくても伝わることがあったとしても、文化背景が異なると同じようには伝わらなくなることが当たり前です。

しかし、外国人エンジニアの方が御社の他のメンバーと同じようにミッション・ビジョンに共感し、会社の中にある「企業文化」を共有することができていたら、生まれ育ってきた文化的背景の違いは乗り越えることができます。

ミッション・ビジョンを共感するメンバーであれば、色々な違いを乗り越えられるだけでなく、その違いをむしろ強みとして生かしていける可能性を秘めています。

しかし、採用したいと思う外国人エンジニアの方に対して、ミッション・ビジョンへの共感を採用の初期の段階から期待し始めてしまうのは、採用に失敗してしまう原因となることがあります。

 

ある企業の採用リアルストーリー

私が支援させていただいたある企業の採用において、ミッション・ビジョンへの共感を相手の直感だけに期待してしまい、候補者が不安になってしまったケースをご紹介します。

その会社は非常に革新的なサービスを提供され、大手ビジネス雑誌にも気鋭のベンチャーとして取り上げられていました。CEOの方もカリスマ性のある方で、私たちがお手伝いした時点で20名弱ほどのチームメンバーだったのですが、全社員の方が会社のサービス内容、ミッション・ビジョンに賛同して自ら応募されてきた方々だけという状況でした。

そんな中、会社のコアサービスへの付加価値をつけるために必要なAIエンジニアが必要ということで、それまでの日本人エンジニアの候補者プールではなかなか出会えないということで弊社に外国人エンジニア採用の打診がありました。

求める人物像やスキルセットへのヒアリングをした後に、弊社の中でぴったりな候補者がいました。母国では数年間の業務経験があるのみならず、ご自身で週末は趣味でアプリ開発やサービス開発をしたり、独立して働くことができるくらいの能力とやる気がある方でした。

企業の採用担当者の方(今回はCEOの方が直接行っていました)にこの外国人エンジニアの方をご紹介すると、迅速なお返事をいただき、スピーディーにSkype面接の予定が決まっていきました。

1回目のSkype面接は、CEOとエンジニアの方が同席されました。その面接を通じて、外国人エンジニアの方のスキルのみならず、性格も企業文化も他のメンバーとも合いそうだ!ということで、1回の面接ですぐにオファーが出されました。面接でも候補者の方ととても良い雰囲気でお話を進めることができたので、きっと候補者の方も喜んでオファーを受けてくれるだろう、という自信がCEOの方にはありました。

 

期待とは違う外国人エンジニアの反応

 
・スピーディーな面接とオファー

・良い雰囲気で進む採用面接

・候補者の求めるキャリアパスと会社の提供する仕事内容の合致

・カリスマ性のあるCEO

 

この会社は採用の成功における「黄金ルール」をそのまま体現していました。

しかし、期待とは裏腹に、外国人エンジニアの方から頂いたお返事は「オファーは嬉しいけど、実際に受諾する前に一度会社を訪問させて欲しい」というものでした。外国人エンジニアの方いわく、面接でお会いした二人の方も素晴らしく、仕事内容も興味がある一方、Skypeだけでの面接ではいまいちチーム全体の様子がつかめないことが懸念になっているということでした。

またご本人としてはベンチャー企業に入るのであればミッション・ビジョンに強く共感しないと入りたくないと思っていた一方で、1回の面接と限られたウェブ上の情報だけでは、会社のことを明確には理解できなかったそうです。

外国人エンジニアの方の「一度会社訪問をした上で採用受諾を決めたい」というコメントをベンチャー企業の方にお伝えしたところ、CEOの方から「相手に見られる躊躇から、自分との熱量に差にネガティブな印象を受けてしまう」と懸念を示されました。今までメンバーの採用においては、全てミッション・ビジョンへの強い共感がある人が自ら応募してきたケースのみ。オファーを出した後に、全ての方がすぐに喜んでオファー受諾をされてきたそうです。そんな今までのケースと、今回の「一度会社を訪問した上で決めたい」という反応を示された外国人エンジニアの方の間に温度感を感じられ、この方は相応しくないのではないか、と思われ始めたそうです。

最終的には訪問を許可され、外国人エンジニアの方はチームを数日間訪問することを通じて、より会社のミッション・ビジョンへの理解を深め、そしてチームのメンバーの方とも気持ちよく働けるという自信を持ったため、その後内定受諾をされました。外国人エンジニアの方は「もしも会社訪問をしたり、チームの色々な人と話す機会をもらえてなかったら、おそらくこの会社に入社することは決めなかったと思う」とのことでした。

 

御社のミッション・ビジョンは採用を通じてじっくり伝えていく

ベンチャー企業の採用においてミッション・ビジョンへの共感を候補者の方に求めていくのは当然です。また、魅力的なプロダクト・サービスに加え、独自の企業文化を作り上げていくために努力されていることと思います。もしかしたら積極的に会社のBlogを更新されているかもしれません。

しかし、ほんの稀なケースを除いて、外国人エンジニアの方が御社を見つけた瞬間、稲妻が走るような共感を覚えるようなことはほぼ難しい、ということをご理解いただきたいのです。

例え御社が積極的に情報発信をしていたとしても丁寧にウェブサイトを作り込んでいたとしても、言語や表現の違いもあり、そのメッセージがしっかりと届いていない可能性が大いにあります。大切なことは、採用の初期の段階からミッション・ビジョンの共感を期待するのではなく、面接や採用の選考の過程を経て、じっくりと外国人エンジニアの方に理解をしてもらい、ファンになってもらうことです。

採用の過程においてじっくりと外国人エンジニアにミッション・ビジョンを理解してもらう、徐々にファンになっていってもらう、という過程においては、御社の持っている"プライド"を一旦横に置いておく必要もあるかもしれません。

丁寧な会社説明や、事業の背景にあるミッション・ビジョンの成り立ちを語るということは時間と手間を要します。多忙なベンチャー企業の方々にとって簡単ではないことは承知の上で、そんな部分をお手伝いすることも私たちアクティブ・コネクターがお手伝いさせて頂きたいところでもあります。

それでもやはり応募初期から強い思いを持って選考に臨むことを前提とするのには難しいところがあります。ビジョンへの共感はプロセスを通して喚起し生み出すものだということの大切さを、日頃企業様と候補者様の双方に向き合っていて感じます。

「本来じっくりと時間をかけて、相手の理解を待っていたら採用できていた(相手が御社のミッション・ビジョンに強く共感し得る)人を逃してしまう」リスクは極力避けたいものです。採用における最終ゴールは「ミッション・ビジョンに共感する人を採用する」ことであって、これは「応募時点からミッション・ビジョンに共感している人を探す」こととは別物であるはずです。この観点を見誤って、早急な判断をしてせっかくの採用の可能性を自ら断ち切ってしまっている可能性、御社には心当たりはないでしょうか。

ベンチャー企業の採用は、御社をピッチせよ!今後の御社の採用活動において、少しでもご参考になれば幸いです!

 

小林喜子
小林喜子
Account Manager & Storyteller 就活への違和感を感じ、2つの内定を辞退。アクティブ・コネクターのインターンから参加し、フル参画。穏やかな雰囲気の中に秘めた情熱と行動力があり、ベトナムでのNGO活動、テニス部キャプテンだった経験がある。

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