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リモートワークの壁を乗り越えろ!弊社の遊びを交えた取り組み

#リモートワーク #組織づくり #異文化コミュニケーション

リモートワークの課題に、そろそろ多くの企業が気づき始めているのではないでしょうか。

リモートワークが始まった当初、多くの人々が「Zoomの打ち合わせは効率的だ」「意外と集中できて良い」等、リモートワークのプラスの面に着目していたかと思います。また、リモートワークがうまく実施できていない=会社としていけていない、というレッテルを貼られるようで、なかなかリモートワークの課題を公にするのが憚れる、そんな思いをもつ経営者・人事の方も多いのではないでしょうか。しかし、実際にはリモートワークができるツールや環境が整っていることと、モートワークで理想のチームを再現できるという状況の間には、天と地ほどの差があります。

今回は、弊社で気づいたリモートワークの課題と、その課題を乗り越えるために行なった取り組みの一つをご紹介したいと思います。


 



リモートワークを実際のオフィス空間の概念からとらえてみる

まず最初に、リモートワークはどのようなものか、というのを皆様のイメージしやすいように実際のオフィス空間になぞらえて整理したいと思います。

まずリモートワークで仕事をする、というのは「みんなが目隠しをし、鼻に詰め物をし、少し音が聞こえにくくなるような耳栓をした状態で、オフィスの共有スペースを共有している状況」と例えることができます。

オフィスで実際に仕事をしている場合を想像してみてください。オフィススペース内での人の出入りが見えたり、そこで働いている人の表情が見えたりします。またオフィスの中で何か発言をしたら、その発言に対しての人の反応が表情や顔の向きなどから理解することができます。

一方で、これがリモートワークだとどうなるのでしょうか。共有チャットスペースがあったとしても、そこのスペースはオフィスの共有執務スペースとは異なります。あくまで何か発言する人がいれば、そこで「私はここにいますよ!」と存在感をアピールすることができますが、何か発言をしない限りにおいて、存在感を出すことが難しいことになります。またリモートワークでチャットへの発言に対しては、聞き手側は「聞きたくないと思ったら聞かない自由がある」というのと、聞き手側が何か積極的な反応をしない限り、発言者にはその反応は伝わりません。これがいわば、オフィスの中で「目隠しをして、鼻に詰め物をし、耳栓をして、その場に存在している状況」とも言える状況です。

 

 

リモートワークの壁:ランダムな出会いと会話がなくなってしまう

上述の通り、オフィスにいてみんなで仕事をするというのとリモートワークでの仕事、というのは、かなり状況が異なります。そんな中で、リモートワークの弊害というのは色々と出てきますが、今回は2つの弊害をお伝えしたいと思います。

一つ目は、リモートワークではランダムな出会いがなくなってしまう、ということです。オフィス空間をシェアしていた時には、ちょっとしたランダムな出会いというのが存在していました。例えば、誰かがトイレに行こうと席を立った時に、トイレから出てくる人がその人と道でばったりと会う。そんな中から「あ!そのシャツかっこいいじゃん!どこで買ったの?」という会話が生まれたり。誰かがランチを電子レンジで温めていたら、その美味しいランチの香りをかいで、ちょっとそのランチを温めている人のところに寄って行って「美味しそうなランチだね!誰が作ったの?」と声をかけることもできます。

しかし、リモートワークになるとこういったランダムな出会いというのが急になくなってしまいます。自分たちの好きなメンバーが集まるチャットルームを作って話すことはあっても、あえてランダムに偶発的に話しかける機会には恵まれなくなってしまいます。自分の業務に関係ある人たちとは話すことがあっても、あまり業務に関係がない人でかつ普段から突然声をかけても良い関係性にない人に対しては、ふと話しかける、というハードルは高くなってしまいます。基本的には「既存の関係や業務に関わる関係は強化される」一方で、本来会社という、色々な立場、部署の人たちも一緒になって構成する、という広い意味での「チーム」という中での関係性においては、関係づくりにおける課題が生じてしまいがちです。

 

 

リモートワークの壁その2:意識して相手を考えないといけない

リモートワークをしていると、他のチームメンバーについての情報というのが基本的に「チャットでの文字情報」と「お互い同意して設定したミーティングでの様子や発言」以外には、入ってこないということになります。その限られた情報、限られた機会の中で、お互いを理解したり、お互いを考えるというのは、少し努力と想像力が必要になります。

オフィスにいる時には、他のチームメンバーの情報というのが、文字や言葉という情報以外にもたくさん入ってきました。隣でため息をつく人がいれば、そのため息が聞こえてきて「どうしたんだろう?」と相手を気にかけることが出来ます。もしもしかめっ面でキーボードをいらいらしながらタイプしている人がいたら、「何かあったのかな?」と心配して声をかけることも出来ます。すごく忙しそうに、動き回っている人がいたら、「何か手伝えないかな?」と、相手に助けの手を差し伸べることもできます。

これがリモートワークになるとどのような状況が起きるのでしょうか。基本的に相手の状況というのは相手が発する言語情報でしか入ってこないということになります。自分のことを語ることに抵抗がない人は、自分の問題や課題について相手にヘルプを伝えます。しかし全ての人が自分のことを語るのが得意な訳ではありません。Zoomのミーティングの時の表情や声のトーンからだけでは、相手が単純に落ち着いているのか、それとも少し気分が落ち込んでいるのか、なかなか把握することができません。Zoomのミーティングから退出した後に、その人がふとしている表情や、相手がスラックのチャンネルで「いいね!」としたマークの裏にこめられている実は複雑な気持ちなど、まさしく「画面の裏」になってしまい見えません。

こういう状況の中では、自分たちが意識して相手のことを考えたり、相手の状況を想像したりしなければ、なかなかお互いの状況というのがつかめません。また普段オフィスにいたらお互いに当たり前のようにできていた思いやりというのが、このように相手の情報が限られている中だと、なかなか思いやりを出すきっかけも限られてしまうというのが現状です。

 

 

弊社でのちょっとした取り組み:シークレットサンタ

上述したとおり、リモートワークというのは、色々と課題が実は存在しています。そのような課題を解決するために、一つ弊社で取り組んだことをご紹介します。

弊社では「Secret (Work from Home) Santa」というのを実施しました。弊社で2015年から伝統になっている、プレゼント交換の仕組みを使ったものです。

シークレットサンタの仕組みは、まずSecret Santa Generatorというアプリを使って、全員を誰かのシークレットサンタにランダムに指名します。例えば、AさんはBさんのシークレットサンタ。BさんはCさんのシークレットサンタ、CさんはDさんのシークレットサンタ・・・という形で誰かが誰かのシークレットサンタになっていきます。

シークレットサンタになった人は、相手が在宅勤務をする時に役立つであろう2000円以内のアイテムというのを考えます。そのアイテムを、こっそりとシークレットサンタオーガナイザーに、Amazonリンクで伝えます。オーガナイザーの人が、そのアイテムをシークレットサンタの代わりに購入し、相手にAmazonで届ける、という形です。オーガナイザーは会社名でプレゼントを相手に届けるため、もらった人は、誰が送ったのかわかりません。ちなみに今回弊社では、在宅勤務のストレス緩和のため、という名目で会社の経費で全てのプレゼントを購入しました。

そして、全体会議の時に、そのシークレットサンタからのプレゼントをZoom越しにみんなで順番に開けていき、誰がそのプレゼントをくれたのか、というのを推測しあいます。

その時の様子はこんな感じです。みんなに届いたアマゾンのボックスの様子

Screen Shot 2020-04-27 at 11.07.18そして開封してギフトを手に持っている様子

Screen Shot 2020-04-27 at 11.31.56

素敵な香りのするハンドクリームをプレゼントする人もいれば(在宅勤務の疲れを素敵な香りで癒してね、とのこと)、ブルートゥースのワイヤレスイヤフォンをプレゼントする人もいれば(Zoomのミーティングが効率的にできるように、とのこと)、高級なクッキーをプレゼントする人もいたり(コーヒー好きの相手が、クッキーと一緒にコーヒーを飲んだらもっと幸せになるだろうとのこと)、みんなそれぞれ相手を思いやりながら、相手がより在宅勤務を幸せにできることは何かと考えてプレゼントをしてきました。

このシークレットサンタは、上述した2つのリモートワークの課題を乗り越えるのに役立ちます。

まず一つ目、ランダムな出会いについて:シークレットサンタになる相手は、Secret Santa Generatorを使って、ランダムに選び出します。自分がプレゼントをあげる相手は、普段から話す人、仲良い人、同じチームの人、とは限りません。トイレに行く時にばったりと会う、そんな感じのランダムな出会いを作り出します。

もう一つ、相手のことを考えることについて:シークレットサンタになることにより、意識して相手の在宅勤務がより良くなるように、ということを考えます。自分も在宅勤務でストレスや大変さは直面するものの、自分ではなく、相手のことを想像すること。想像する中で、そういえば○○さんって、いつもZoomのミーティングの時に姿勢が悪くて大変そうだったな。と思い出したり。そういえば○○さんは、コーヒーをいつも飲んでいたな、と思い出したり。そんな風に相手のことを意識して思い出すきっかけになります。

 

 

 

おわりに

与えられた仕事をこなすだけであれば、リモートワークは実はオフィスで色々なノイズに囲まれて仕事をするよりも、効率的だったりしますよね。しかし、リモートワークで、「あるべきチームの姿」をリモートワークで再現しようとすると、なかなか色々なチャレンジがたくさんあります。そのようなチャレンジに対して、「仕方がない」と諦めるのか、そのチャレンジに向き合い解決方法を考えていくのか。それにより、御社のチーム力やチームの姿は変わっていくのではないでしょうか。

私たちのシークレットサンタの取り組みは、課題に対するちょっとした取り組みにすぎません。ましてや仕組みにしているわけではないので、ここでの取り組みが恒常的に何か組織に変化をもたらすという保証もありません。色々と手探り状況ではありますが、自分たちの課題感に対して、ソリューションを考え続ける、そのことそのものに価値があると考えます。

皆様の会社での取り組みからもぜひ学びたいです!

何かご意見等ありましたら、info@active-connector.com 、もしくは松本のTwitterにてコメントをいただければと思います!

 

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松本麻美
松本麻美
"Go Beyond Diversity" 外国人ハイスキルエンジニアとベンチャー企業をつなげることで、一人一人が情熱を思い切り追求できる世界を創ることを目指すアクティブ・コネクターを2013年5月に創業。17歳で単身渡英。ウェールズの寄宿舎での2年間の生活、カナダでの大学生活を経て、就活やインターンに明け暮れる大学院生活を送ったのち外資金融に入社。311を機に退職をし、パキスタンに渡る。その後情熱に突き動かされるままに起業。https://jp.active-connector.com/

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#リモートワーク #組織づくり #異文化コミュニケーション リモートワークの課題に、そろそろ多くの企業が気づき始めているのではないでしょうか。 リモートワークが始まった当初、多くの人々が「Zoomの打ち合わせは効率的だ」「意外と集中できて良い」等、リモートワークのプラスの面に着目していたかと思います。また、リモートワークがうまく実施できていない=会社としていけていない、というレッテルを貼られるようで、なかなかリモートワークの課題を公にするのが憚れる、そんな思いをもつ経営者・人事の方も多いのではないでしょうか。しかし、実際にはリモートワークができるツールや環境が整っていることと、モートワークで理想のチームを再現できるという状況の間には、天と地ほどの差があります。 今回は、弊社で気づいたリモートワークの課題と、その課題を乗り越えるために行なった取り組みの一つをご紹介したいと思います。 目次 ・リモートワークを実際のオフィス空間の概念からとらえてみる ・リモートワークの壁:ランダムな出会いと会話がなくなってしまう ・リモートワークの壁その2:意識して相手を考えないといけない ・弊社でのちょっとした取り組み:シークレットサンタ ・おわりに  

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