2019年11月22日に、アクティブ・コネクター株式会社のCEO/Founderの松本が、立教大学で開催された「Women Entrepreneurship in Japan」イベントで登壇・パネルディスカッションに参加しました。
本イベントは、立教大学大学院経営学研究科国際経営学専攻(MIB)のスチューデントコミティーと同学国際経営学科が主催するイベントです。イベントは全て英語で実施されました。登壇者・パネリストは、松本の他に、日本でグローバルな女性起業家・起業志望者コミュニティーを運営するStartup Lady の創立者の鈴木様、ドローンという女性に敬遠されがちな業界での女性活躍を推進するためのコミュニティ運営や女性に特化したクラウドファンディングを運営している株式会社KanattaのCEOの井口様でした。
左から:アクティブ・コネクター代表の松本、Startup Ladyの鈴木様、Kanattaの井口様、そして今回のイベントのモデレーターの西村様
世界各国から訪れた外国人留学生をはじめとし、イベントの参加者の顔ぶれはとてもグローバルでした。学生の方々にとっては、これから日本もしくは母国、世界でキャリアを考えていく上で、起業という道がどういうものなのか、ということを考えるきっかけになるイベントだったようです。
一昔前の(もしくは今もマジョリティーなのでしょうか?)「大企業に入ることが勝ち組」のような価値観でのキャリア教育ではなく、起業だったりベンチャーだったりといった、多様な生き方・働き方を大学主催のセミナーの中で提供するというのはとても先進的なキャリア教育だと感じます。
今回のイベントで松本は女性として日本で起業すること、会社を運営することはどういうことなのか、ということを中心にプレゼンテーションをしました。特に松本は2017年に第一子を出産し、現在2歳になるこどもを子育て中ということ、同時に第二子を妊娠していて出産予定、という女性特有のライフイベントを経験している中で、そのようなライフイベントをどのように会社経営に活かしていったのか、ということも話しました。
パネルディスカッションでは会場から
「女性起業家だと資金調達が難しいのか」
「困難に直面した時にどうやってモチベーションを保つのか」
「最初の就職先としては、まず大企業を経験すべきか」
など色々な質問がありました。
「Go Beyond Diversity」をミッションに掲げる、私たちアクティブ・コネクターにとって、女性経営者であるということそのものに価値は感じていません。ただ女性経営者である松本だからこそ体験する現在の社会構造やビジネス・働き方の常識の窮屈さがあるからこそ、この「Go Beyond Diversity」を追求していくための力になっていると信じています。そんなことを今回のパネルディスカッションを聞いて、参加者の方々が感じ取ってくださっていれば幸いです。